2024.06.09認知症の人が当たり前に「人でいられる」ケアを

認知症になったことで、ひとりの人として周囲に受け容れられず、

尊重もされず、その結果「人でいられる」ことができなくなったら・・・

認知症の人もケアをする人も「人でいられる」ケアを考え、実践していく。

それが、パーソンフッドを保つことを大切にしたケアであり、

「パーソン・センタード・ケア」なのです。

※研修資料 DCMマニュアル より

カトレア鈴蘭台・ケアハウスカトレアすずらん台では、

神戸市認知症介護指導者の楠本美香先生をお招きし、

2月、5月の2部構成で全職員対象に「認知症研修」を開催しました。

「認知症の人の心の声を聴いていますか」

そう問われた私たち。

過去の歴史を知り。

基礎知識を再構築し。

情報をひもといて行くための思考の整理を学んだ。

さぁ。どうする。

私たちはこの学びをどう実践する。

下を向いているヒマなんてない。

誰かのせいにして言い訳しているヒマもない。

そんな視点すらも変え。

目の前のご入所者さまやご家族さまの声を聴き。

想像と創造を駆使した支援を実践していきます。

「人は自分が意識している物しか見えない」

学びを得た私たち。

違う景色は見えてきましたか。

【編集後記】

最後の研修を終え。
楠本講師は「ここに座っていた職員さんはリーダーさんですか?」
と、ご質問くださいました。

理由を伺うと、
非常に広い視点で考え、まとめることができていた。
とご評価くださいました。

5分程度でしたでしょうか。
楠本講師と個別でお話をさせていただいたその職員さんの表情が忘れられません。
講師の熱量に引っ張られ。
キラキラと沢山の意見を話していたのが印象的でした。

その職員さんのみならず。
受講させていただいた職員さん達の成長をいつか見ていただけるように。
一つひとつ実践へと繋げていきます。

講師の楠本先生!ありがとうございました❗

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