みなさん、こんにちは。
大型台風の接近が心配されていましたが、
神戸市では大きな被害がなくよかったと思います。
日本に住んでいるかぎり地震や台風など、
いつ自然災害に見舞われるかわかりません。
そこで、今日は防災の日として、
停電・断水を想定した防災行動訓練を行いました。

訓練の内容は以下の通りです。
まず午前10時半ごろに館内放送が流れます。

「館内のみなさまにお知らせします。
ただいまより停電・断水を想定した防災行動訓練を実施します。
居室以外は消灯し、電気・水道が使えないようになります。
また、昼食には備蓄食品を各ユニットで調理し、
実際に召し上がっていただきます。
いざというとき、安全に行動するための訓練になります。
ご不便をおかけしますが、ご協力おねがいいたします。」

その後、ユニットは消灯し、
インカムやPHSも使用禁止とします（緊急時は可）

実際の災害時は30分間だけ非常電源がつきます。
その間にランタンやヘッドライトの準備、
安否確認を行うので、ここは時間との勝負です。

環境が整ったら、昼食にむけての準備が始まります。
倉庫から備蓄食品や水を取り出し、お湯を沸かし調理開始。
IHコンロが使えないので、
カセットコンロにガスボンベをセットし点火します。
作業自体は簡単ですが、陽の光が入る昼間とはいえ
薄暗い場所で行う作業は一苦労。
慣れない環境と初めてのことで段取りが分からず、
マニュアルを前に腕組みして固まる新人職員も見受けられました。
それでも各職員が協力し合い、無事に昼食を提供することができました。

こうして、2時間にわたる防災行動訓練が終了しました。

頭では分かったつもりでも、
いざ被災すると動けないのでは仕方ありません。
今日のように訓練を繰り返し、経験を積み、
いざその時にみなさまの安全を守れるように努めていきたいです。

管理栄養士　I