2023.04.08カトスズ日記③⑨⑦   つつがなく、頚椎症性神経根症になるの巻

天気のよいある日の朝。

目の覚めた僕の右手にこれまで感じたことの無い違和感が。

右ひじから右手の小指にかけて

まるで低周波治療器をあてられたかのような鈍い痺れを感じた。

その時は昨晩深酒をしたせいで寝相が悪かったのかな。

と、大して気にも留めなかった。

10時頃、ヒマだなぁ。と思い

冷蔵庫に向かった。

冷蔵庫を開け、右手でビールを取ろうとしたとき

ピキッ

「痛っ」と思わず声が出てしまうほどの痛みが、ぼくの右腕内側のデリケートな部分を襲った。

朝からの痺れも取れず、不安になった僕は

プシュ

とりあえずビールを開けた。

家族のいない平日に午前中から飲むビールは格別だ。

しかし、2本、3本とビールを飲んでも改善されない。

これはおかしい。なにかがおかしい。

そう、思ったぼくは病院に行くこととにした。

職場の素敵な看護主任さんから

「頚椎専門の有名な先生がいるよ。」

と聞き、看護主任おススメの病院を受診することにした。

しかし、その先生の診察日は仕事。

その次も仕事。

そのまた次も。

これは困った。どうしよう。

受診をあきらめるのか。

いや、でもビールを飲んでも良くならないなんてきっと重症にちがいない。

勇気をもって上司へ相談すると

「行っておいで。」と許可をもらうことができた。

朝一番。出勤前に病院へいき

診察とMRI検査を経て

頚椎症性神経根症

の診断を受けた。

手術の必要はないと聞き一安心。

ほっとしてビールを買ってしまいそうになったが良識のある大人として自粛した。

姿勢に気を付けるようアドバイスをもらった。

なるほど。姿勢か。

そういえば。こんな姿勢や。あんな姿勢

ずっと色んな人から指摘をされていた。

適当に聞き流し、あるがままの自分で生きてきたツケが回ってきたのだろうか。

でも、もうやめよう。

新たな自分に生まれ変わるんだ。

そう、心に誓い

今日もデスクワークに励む。

つつがなくの姿勢矯正の旅路は始まったばかりだ。

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