2022.05.30ちょっとうるっといい話
今回は 介護スタッフのAさんからちょっと
イイお話(*˘︶˘*)
(普段であればイニシャルを掲載しているのですが
少し…個人情報的な部分も含まれるのでAさんとさせて
いただきます)
…と その前に少しだけ。
カトレア神戸では1年程前から朝の申し送り(朝礼)の進行が
当番制★
施設長や相談員 介護スタッフ 他事業所所属のヘルプの
スタッフも含め 常勤・パート職員も関係なく持ち回り制です。
…で そこでは通常の申し送りだけではなく「小ばなし」を
朝礼当番のスタッフが行うのが決まりとなっています。
小ばなしの内容は最近の休日の過ごし方から 趣味の話 雑学…
気になるお店の話 お仕事で使えるちょっとした勉強ネタまで
「出来るだけ聞いてためになったり明るい気持ちになるものを」
ということ以外は基本何を話ししても自由です。
なんなら歌を一曲披露したってかまいません(*´艸`*)
(今までそんな面白いことをしてくれた人は残念ながら
いないけど…)
今回のブログはAさんがそんな朝礼当番に当たったある日
お話してくれたちょっとうるっとなったイイお話です。
(写真はそのお話の時のものではありません)
Aさんはカトレア神戸に入職してなんと12年目になる
ベテランスタッフ(オープン年に入職)です。
Aさんのお父さんは現在ショートステイを利用しながら在宅生活しておられ、
そして…
カトレア神戸の兄弟施設カトレア鈴蘭台への
入居も状況に応じて検討しており 申し込みされています。
この辺りはさすが福祉従事者といった感じです。
そんなある日 ショートステイ先から一本の電話が入りました。
「お父さんが発熱してるから受診に行ってください。」と
これは普通の話で 特に今はコロナ禍の中で どこも発熱症状には敏感になります。
ということで紹介された病院受診となりました。
受診先では 受診歴のない患者の受け入れに難色な雰囲気…空気感…
居心地が悪いっ!!
「体調崩して辛そうな父親をどうにかしたい。」
「ショートステイ先にも迷惑かけられないし。」
「明日仕事があるし…」
あれもこれも全部心配で不安が大きくなってきました。
幸い新型コロナウイルス感染症ではなかったものの
原因がわからないままショートステイ先に戻りましたが
その後も回復する様子もなくしんどそうなお父さん…
勤務変更したこともあり職場に連絡して状況説明しつつ
少し話も聞いてもらいました。
「ほな いっかいすずらん病院に相談してみよか~?」
こういったときにはいろいろ相談に乗ってもらっています!
結果、カトレア神戸のグループ病院である
すずらん病院を受診。
そこでコロナワクチン接種後の影響で髄膜炎を起こしている
かもしれないという診断を受けました。
ただ すずらん病院はベッドが空いておらず入院が難しい
状況の中…
体調の悪いお父さんにご自宅にいったん戻ってもらうのか
ショートステイ先に戻るのかどうするかを決めなければ
ならなくなりました。
「どうしたらいいんだろう…。
明日お休みをもらってかかりつけ医に連れていく?
でも今日どうしよう」と
Aさんがとても困っていたところ…
「このままで より悪化してもいけないし 何とかグループの
松田病院も含めてみてもらえるように手配・調整してあげたら?」
と すずらん病院の院長
(カトレア神戸が属する法人まなの会理事長でもあります)
からのひと声があり
最終的にはすずらん病院で入院・治療をしてもらえることに。
実はカトレア鈴蘭台への入居相談・申し込みの時 そして
すずらん病院への受診の時 色んなところでカトレア神戸と
カトレア鈴蘭台それぞれの施設長や相談員も関わりAさんに
対してアドバイスやサポートを行ってきました。
そして今回の件。
「困っている時にそうやって助けてもらえること
こういうことがあるとココに就職して勤め続けていて
良かったなぁ…と本当に思います。
その時安心して本当に涙が出ました。
Nリーダーにも今回のことで何度も連絡をしていたのだけど
自分のことのように心配してくれて…」とAさん。
なんだかそれを聞いてこちらもちょっとウルウル…。
と その時…施設長が
「ええグループやん~~~~っ(´;δ;`)」と…。
泣……?( ಠωಠ)
と それはさておき。
普段から 職員やその家族が体調面で不安があったら
気軽に相談しやすかったり 感染症予防の面で迅速に
検査が受けられたり…
働く事業所のグループ母体が病院であることで
受けることが出来る恩恵ってあるんだなぁ…と
改めて認識したのと…
先生のお人柄もちょっと感じられるものだった
なぁ(0゜・∀・)と思った朝礼の一コマでした。