「お互い様」の意識を浸透させ、居心地の良い職場づくりへ
キーパーソンに聞いてみました。
看護師という職業を選ばれた理由を教えてください。
小学生の頃からずっと、看護師になることを夢見ていました。当施設にはもう20年所属し、現在は師長として勤務しています。
ライフスタイルの変化などもあるなか、長く勤務してこられたのはなぜでしょうか。
当院はもともと通いやすさなどを理由に選んだ施設ですが、スタッフと支え合える環境や、何でも相談できる同僚がいたことが大きいと思います。長期に勤務する中で、手術室の業務からカテーテール、外来、訪問まで、広い分野の経験を積むことができました。急性期・慢性期の看護・管理においてはファーストレベルを取得しています。
師長としてスタッフと関わるうえで、心がけているのはどんなことですか。
ポジティブに仕事をすること、また「お互い様」という考え方を浸透させることを大切にしています。お互い寛容であることで、誰もが気兼ねなく休める環境も作れるためです。多くの人がいれば指導すべきことが出てくることもありますが、伝えるべきことはオープンに本人に伝えて話し合うことを徹底しているつもりです。
今後の目標を教えてください。
患者さんに喜ばれたとき、業務改善が成功したとき、スタッフの成長を感じたときなど、看護の仕事ではたくさんの楽しいことに巡り合えます。小さな目標かもしれませんが、70歳くらいまで現役でこの仕事を頑張っていきたいです。