コロナ禍の前までの

カトレアロイヤル神戸の食堂は

テラスの花壇を眺めながらの

談笑に包まれた社交場さながらの場所でしたが

入居者様の健康と安全のため居室配膳となりました。

１年が過ぎ個食で人と話す機会が減った方々を思い

私たちスタッフは配膳の短い時間の間に

お声掛けさせていただくように心掛けています。

ある方には「今日は故郷榛原の富士山はきれいに見えるでしょうか」

ある方には「吉野山の桜がきれいな頃合いですね」

「日舞をしていらっしゃったから姿勢がいいですね」

故郷の方言「今日はぼっけえ寒いですね」など

どなたも幼少の頃のお話や故郷の話をされると

お顔がほころび表情が明るくなられます。

また食堂が再開し

和やかな笑顔が戻られる日を祈る毎日です。