2021.02.06戦闘態勢
私たちの仕事は、生活のサポートを通して皆さんに安心を感じてもらう事です。
その為にはいつもニコニコしているだけでなく、
時に、覚悟を決めて戦う姿勢を示さねばならない時もあります。
昨今、各メディアでも取り上げられている通り医療現場はひっ迫しており、
万が一施設内でもコロナウィルス感染者が出た場合に、スムーズに入院できない可能性も
現実のものとなりつつあります。
ともすれば、無症状・軽症の場合、感染力が弱まるといわれる
感染後10日間を施設内で過ごさざるを得ないケースがあります。
その期間、感染を拡大させないように、広げないように、万全の体制を期する必要があります。
限界はありますが、とにかくできることはすべてやる!
と言う事で、グループ内医師のアドバイスをもとに、
万が一の臨戦態勢をイメージしてシミュレーションをしました!
感染者が出た場合、即時そのフロアを
グリーン、イエロー、オレンジ、レッドの4色に分け、
(赤に近づくほど感染可能性が高いエリアというイメージです)
それぞれが極力交差しないよう防護服等を用います。例えば、
防護服の着脱はイエローエリアで行います。
この工夫を「ゾーニング」と言います。
そして、それらがわかるようにテープを貼ります。
ここで感染予防用のガウンを着脱する予定(イエローゾーン)です
その他、必要な物品・スタッフや入所者様の動線、ガウンの着脱法再確認をはじめ
「もしこうなったらこうする、これが必要」等たくさん話し合いました。
以前の防犯教室同様、実践したくない研修パート2です。
しかも今回は目には見えない敵。
実際にやってみると、臨場感というか身に迫るものがありました。
万全の準備をしつつ、使わずに済むように気を付けなければ
ならないと強く感じます。